神奈川県公立高校 共通選抜 入試問題
2025(令和7)年度 数学の解説
合格者平均点公表され次第、掲載します。
ひらめきを必要とする問題がなくなりました。共通問題の方向性としていいことだと思います。一方で、共通問題としてはどうかなぁというレベルの難問もしっかりあります。
あまり見慣れないタイプの出題もあって、全体としてはやや難しい印象です。
いくつかの設問を飛ばしても、それ以外を確実に得点すれば、大半の受験生は合格ラインに達します。
満点は必要ないと割り切って、とれるものをとりましょう。
どうしても満点が必要という、高みを目指す皆さんは、十分に修行を積んでおきましょう。
■問1
ここは満点で。■問2
(エ)はちゃんと読まないと、先週の分を求めて間違える(1を選んでしまう)かも。(オ)は解法を理解しておくべきなのですが、4択なので、すべて当てはめてゴリ押してもOKです。

■問3
(ア)(@)落としてはいけない。
(A)かなりの難問その1。解法はいろいろあるのですが、やることは大差ないので、どうやってもメンドクサイ。自信が無ければ、うかつに手を出さない方がいいでしょう。ただ、配点はでかい。
(イ)この問題は本当に良くない。なぜ、もっと素直に解けるものにしない?
(ウ)タテ・ヨコならすんなりいけるのに、ナナメってところがいやらしい。一見してとまどうかも知れませんが、落ち着いて考えれば、さほど難しくない。
(エ)すぐに分からなくても、情報をどんどん図に書きこんでいけば、そのうち正解にたどり着ける可能性が高い。あがこう。


■問4
(ア)はいつものサービス問題。(イ)もよくあるパターンのやつ。双曲線(反比例)はかなり久しぶりの出題ですが、全然難しくない。
(ウ)かなりの難問その2。なるべく計算が少なくなる方法を考えてみたのですが、それでも楽ではない。満点ねらいの人以外はよけて通ろう。でも、やっぱり配点はでかい。

■問5
さいころ2つの問題は、6×6の表を作ってしまえば大抵はなんとかなる。その場合、まずは30gと50gで表を作り、次に+80gの処理を考える、というように手順を分けることがミソです。
いくつもの処理を頭の中で同時にこなそうとすると、間違える可能性がグンと上がってしまいます。

■問6
(ア)側面積しか求めない人のために3が用意されていますね。底面積を1つしか考えない人のための選択肢があっても良かった。(イ)例年に比べて急に易しい。でも、こういうのでいいんです。解法の理解と作図力を問いたいのであって、忍耐力を問いたいのではない。作図さえできれば秒殺です。
